知立市は、古くから交通の要衝として栄え、鎌倉時代に整備された鎌倉街道や江戸時代には東海道39番目の宿場町である池鯉鮒宿として繁栄し、馬市で有名であった。
今でも江戸時代の東海道の跡を市内に見ることができる。江戸時代は、池鯉鮒(ちりゅう、歴史的仮名遣いでの振り仮名は「ちりふ」)と書いた。
東海道五十三次 ”池鯉鮒”
歌川広重画
東海道五十三次 ”池鯉鮒首夏馬市”
歌川広重画
諸国名橋奇覧 ”三河の八つ橋の古図”
葛飾北斎画
昭和48年8月に市民からの公募によって決められました。「伊勢物語」の中で在原業平が三河八橋においてめでたゆかりの花。在原業平は六歌仙・三十六歌仙の一人。
「からころも きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞおもふ」
(『古今和歌集』撰歌)
昭和48年8月に市民からの公募によって決められました。
亭々とそびえる雄々しさからは、他の樹木を圧倒する気迫が感じられ、知立市の発展を象徴するものです。